駅弁 あぶらぼうず伝説(小田原駅、熱海駅、国府津駅)

 「あぶらぼうず伝説」は、株式会社東華軒から販売されている駅弁。株式会社東華軒は、明治21年創業の老舗で、駅弁、仕出弁当、寿司などを製造している。東華軒HPによると、美味しい脂ののったあぶらぼうずを味噌ゆう庵焼にし、ご飯のお伴になるひじき煮や昆布の佃煮、すっぱい梅干しを添え、おなかを満たせるお弁当に仕上げているのが特徴だ。お品書きは、茶飯、あぶらぼうず味噌柚庵焼、細切ごま昆布、梅干し、酢ハス、わさび三舞、錦糸玉子、天着はじかみ、ひじき、むき枝豆、長崎しぼり。なお、あぶらぼうずとは、カサゴ目ギンダラ科に属する魚で、水深は200~600mに住む深海魚。その名前の通り、体全体に脂が多量に含まれており、全身トロと言われるほどである。身に含まれる脂は、不飽和オレイン酸の一種グリセリドで良質の植物油に近いが、大量に食べると脂の多さから下痢をおこしてしまう可能性があるらしい。深海魚を使用した駅弁ということであれば、購入しないわけにはいかないだろう。
 見た目は、茶飯の上にど~んと乗ったあぶらぼうず味噌柚庵焼の存在感がすごい。また、梅干し、錦糸玉子、わさび三舞等も色鮮やかで、美味しそうだ。食べてみると、あぶらぼうずの脂がとにかくすごい。焼かれているにもかかわらず、身は柔らかく溢れ出てくる脂。味噌ゆう庵の豊かな香りと旨味に、あぶらぼうずが実に良いバランス。正直、ここまで美味しい魚だとは思わなかった。そした脂っぽくなった口の中を、ご飯や梅干し、佃煮など様々な方向から緩和してくれる。脂だらけの魚なのに、最後まで味がくどくなることなく、食べきることができる。値段は1300円(税込)と少々高めだが、市場にあまり出回らない魚ということを考えれば、納得の値段だと思う。
東華軒 あぶらぼうず伝説2.JPG
東華軒 あぶらぼうず伝説3.JPG

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